テキスタイル「school of fish」の世界

2024.05.10 column

本日は、2024 Mid summer Collection「Movin’ Crowdin’」より、テキスタイル“school of fish”をご紹介いたします。

盛夏コレクションはもうご覧いただけましたでしょうか？今シーズンは、様々な生き物がテキスタイルの中に登場していますが、“school of fish”に描かれているのは、小さな小さな魚たち。海の中の様子を、繊細な刺繍とレース使いで表現した、夏らしい爽やかさが魅力のシリーズです。

【懐かしい絵本の世界】
小さな魚が集まって、大きな魚に立ち向かう…。子供の頃に読んだ、絵本のワンシーンを思い出すような“school of fish”の世界観。無数の魚たちが支え合って生きる様子は、たくましくもどこか儚げでもあります。

大小さまざまな形の魚たち。ささっと一筆書きで描いたような絶妙な抜け感に、大人のムードが漂います。
刺繍の表現にも企画スタッフのこだわりが。糸を幾重にも重なる事で厚みを持たせた線、スクラッチしたようなラフな線。まるで手刺繍で施したような、細かなニュアンスがそこにはあります。

刺繍と一緒に海の世界を広げてくれるのが、“泡”をモチーフにしたオリジナルレース。丸が連なり生み出す緩やかなラインは、風に揺らぐ波のように、動きさえも感じられます。襟元や袖口、裾などに施されたレースは、さりげなく華やかさを添えてくれます。

【ナチュラル×くすみカラー】
“school of fish”は、WHITE、BEIGE、SAX、NAVYの4色展開。くすみのかかった大人色が、夏のナチュラルな装いにピッタリ。それぞれのカラーで、お魚の色とレースの色が異なるデザインに。色の組み合わせを選ぶのも、楽しみのひとつになりそうですね。

【初夏のデイリーな着こなし】
展開している形は全部で4種類。
Tシャツ感覚でサラッと楽しめるプルオーバー、襟元のレースが印象的なチュニック、スタンドカラーと丸いくるみボタンがアクセントになったワンピース。そして、水族館の水槽を見ているような、裾周りにぐるっと刺繍が施されたスカートをご用意しています。チュニックとワンピースには、背中の部分にも刺繍が施され、後ろ姿もとっても華やか。